赤ちゃんのお肌はとてもデリケートなのでちょっとしたことで、肌荒れやかぶれを起こします。

 

中でも毎日のお世話の中で起こる「おむつかぶれ」は本当にやっかいですよね!

 

お尻が荒れてしまっても、おむつをしないわけにはいかない。

 

おしりを拭くと痛がって泣いたりするので、おむつ替えをしても機嫌がすっきりと良くならないことも多い。

 

おむつかぶれは正しい知識とケアをしないと、原因不明のグズリなどにつながります!

 

ここでは、小さな赤ちゃんのおむつかぶれに使う薬のご紹介と、繰り返さないための対策と予防法をメインにご紹介していきます。

 

 

おむつかぶれは雑菌・湿気・摩擦で起こります

おむつかぶれは、

 

  • 雑菌の繁殖

 

  • 湿気の停滞

 

  • おしりふきの摩擦

 

によって起こります。

 

おしっこやうんちなどの排泄物には当然、雑菌がたくさん含まれています。

 

 

それはきれいにふき取ったとしても、やはり多少はおしりに残っているもの。

 

 

それに、おしっこによる蒸れで湿度が高まります。

 

 

湿度が高まると雑菌の繁殖が進むので、おむつかぶれのリスクも高まってきます。

 

 

新生児~3か月くらいまでは1日に何度もうんちをするため、おしりを拭きとる摩擦によって赤ちゃんの肌は傷ついてしまうというわけなんです。

 

 

また、おしっこやうんちに肌が触れること自体もおむつかぶれの原因のひとつ。

 

 

おしっこやうんちをそのままにしておくのもダメだし、繰り返しこすっって拭いたりする刺激もダメ。

 

 

こうなるとおむつかぶれの症状は進む一方で、赤ちゃんのご機嫌もどんどん悪くなってしまいますね。

 

 

痛みやかゆみがある場合は、赤ちゃんに不快な思いをさせないためにも薬を使って治してあげることが必要です。

 

 

そこでまずは、手軽に手に入る市販薬で、小さな赤ちゃんに適しているものはどれなのかを比較してみました!

 

 

おむつかぶれに使える市販薬は?

 

おむつかぶれの症状によっては、病院に行かず市販のお薬で症状を抑えることもできます。

 

市販薬はステロイドを使用していないので、安心して使いやすいものが多いです。

 

1.ポリベビー(サトウ製薬)

                      出典:Amazon

像のマークでおなじみのサトウ製薬の製品です。

 

おむつかぶれ・湿疹・あせもなど、赤ちゃんの皮膚のトラブルに使えるという記載があります。

 

第3類医薬品のため薬剤師のいないドラッグストアなどでも購入できます。

 

定番商品なので大抵のお店には並んでいるのでは。

 

 

2.エピアマートS(キョーリン製薬)

                      出典:クールワン

 

キョーリン製薬のエピアマートSは、赤ちゃんから大人まで使える市販薬で、効能にも「おむつかぶれ」との記載があります。

 

第2類医薬品ですが、薬剤師や登録販売者のいるドラッグストアで手軽に購入できます。

 

3.デプリゼクリーム(全薬工業)

                         出典:Amazon

デプリゼクリームも、かぶれや湿疹に効く市販薬。

 

赤ちゃんのおむつかぶれにも有効との記載があります。

 

第2類医薬品で、成分の特徴はエピアマートSによく似ているので同じような効果が期待できるでしょう。

 

4.ホノザルベ(ホノミ漢方)

                        出典:Amazon

ホノザルベは、漢方の製薬会社から販売されている市販薬です。

製品情報に、「赤ちゃんへの使用」や「おむつかぶれ」への記載がありません。

添加物が少ないのが、他の市販薬との違いになります。

5.橙色ぺークミン(全薬工業)

                        出典:Amazon

 

こちらはエピアマートSと同じ全薬工業の製品です。

 

赤ちゃんへの使用について書かれていないのが気になります。

 

効能は、あせも・しっしん・虫刺され・かぶれなどの皮膚炎ですが赤ちゃんのおむつかぶれとの記載はありません。

 

5.ムヒベビー(池田模範)

                     出典:Amazon

 

ムヒといえば虫刺されの薬というイメージが強いですが、実はおむつかぶれにも効きます。

 

ムヒベビーにはクリームタイプと液体タイプの2種類がありますが、おむつかぶれにはクリームタイプがおすすめです。

 

ベビー用の製品なので、生後1ヵ月ごろの新生児にも安心してお使いいただけます。

 

 

以下に、価格と内容量をまとめましたのでご参考ください。

 

おむつかぶれで病院を受診すべき?

 

おむつかぶれで病院を受診する目安は?

 

赤ちゃんのおしり、赤みがある程度なら様子を見て構いません。

 

 

以下のような状態になっていたら、病院に連れて行ってあげましょう。

 

 

  • ブツブツした湿疹が出ている
  • 水泡が出来ている
  • 皮がむけている
  • 触ったりお風呂に入れたりすると痛がる
  • おむつ替えのときに痛がったりかゆがったりする
  • 市販薬をしばらく使っても効果がない

 

 

赤ちゃんが自分で手をおしりのほうに持っていき、触るようなしぐさをする場合、痛みやかゆみなどの症状を感じている可能性があります。

 

 

そのほか、原因不明のグズリや不機嫌がおむつかぶれの不快症状からきていることもあります。

 

 

症状の進み具合によって、病院の受診を検討しましょう。

 

 

おむつかぶれは何科を受診する?

 

 

おむつかぶれでの病院受診は、皮膚科がおすすめです。

 

 

皮膚科は、肌の専門医です。

 

 

風邪や感染症で受診する場所ではないので、よけいな菌をもらう可能性が低いでしょう。

 

 

小児科でもおむつかぶれを診てもらえますが、風邪菌の温床なので、小さな赤ちゃんを風邪や感染症の危険にさらすことになります。

 

 

また、赤ちゃんはこれから先もおむつかぶれだけでなく、乳児湿疹などの肌トラブルが起こりがち。

 

 

信頼できる皮膚科を1件見つけておくと、これからも何かと安心ですよ。

 

 

病院で出されるおむつかぶれの薬はどんなもの?

 

病院では症状の度合いによって、ステロイド治療薬抗生物質などが処方されます。

 

 

軽度の場合は保湿剤非ステロイドの薬で済む場合も。

 

 

ステロイド薬の場合は、使用回数や頻度などの用法・容量をしっかり守るようにしましょう。

 

 

ステロイド薬は副作用が怖いというイメージも強いと思いますが、医師の指示に従って使用すれば決して怖い薬ではありません。 

 

 

症状が重い場合は、ステロイドを使用して短期集中で治してあげることが効果的。

 

 

ただし、自己判断で勝手に使用を中断したり、長い期間広範囲に使用するなどということは危険ですのでやめましょう。

 

 

おむつかぶれ、薬を使わず治すなら「保湿剤」

 

おむつかぶれ、軽度の症状であれば保湿剤でしっかり水分や油分を足してあげることで改善が期待できます。

 

 

おしりが若干赤くなっている程度の段階であれば、病院ではワセリンやプロペト、ヒルドイドなどの保湿剤が処方されます。

 

 

ただし、水膨れや皮がむけてジュクジュクしている状態のおむつかぶれは、保湿剤だけでは治りません。

 

 

薬を使ってしっかり治してあげることが必要です。

 

 

赤ちゃんのおむつかぶれに使える保湿剤

 

桃の葉ローション

                         出典:Amazon

 

赤ちゃん用品メーカーのピジョンから出ている、桃の葉ローション。

 

 

おむつかぶれの保湿だけでなく、あせも・冬場の乾燥などいろいろな用途に使えるので1本あると絶対に便利です。

 

 

桃の葉ローション自体はいろいろなメーカーから出ていて、内容はどれも似たようなものです。

 

 

価格も手ごろで、ドラッグストアで気軽に購入できます。

 

 

白色ワセリン

                         出典:Amazon

 

こちらは、ドラッグストアの薬品コーナーにある、白色ワセリンです。

 

 

余計なものがい一切入っていない、シンプルな保湿剤。

 

 

おむつかぶれはもちろん、冬場の乾燥にも効果抜群。

 

 

大人も子供も一緒に使える上、価格も手ごろなのでおすすめ。

 

 

3.ベビーオイル

                          出典:Amazon

 

赤ちゃんの保湿剤の定番、ベビーオイルもおすすめ。

 

 

ポンプタイプだから片手でさっと塗ることができます。

 

 

おむつかぶれ以外にも、ベビーマッサージに使ったり、耳や鼻の掃除にも使えます。

 

 

もちろん、冬場の乾燥にも使えます。

 

 

おむつかぶれの予防習慣

 

おむつかぶれは、おむつをしている以上ずっと付きまとう症状です。

 

 

皮膚が弱い子・強い子、うんちやおしっこの回数なども子供により個人差も大きいでしょう。

 

 

そこで、なるべくおむつかぶれを起こさない、悪化させない予防習慣を覚えておいてください。

 

 

1.新生児~3か月までは「ぬるま湯」と脱脂綿がおすすめ

 

 

いちばんおむつかぶれを起こしやすいのは、新生児~3か月くらいまでの生まれたての時期。

 

 

おしっこやうんちの回数が多いことや、皮膚がとても薄くてデリケートなことなどが原因です。

 

 

この時期は、おしりふきではなく「ぬるま湯」「脱脂綿」を使うのがおすすめです。

 

 

ママのお化粧用のコットンでもいいですが、サイズが小さいので脱脂綿のほうが使い勝手がいいです。

 

 

【拭き方】

 

  • ぬるま湯は小さな容器にはっておいて、脱脂綿を浸して使う方法

 

  • ぬるま湯を少量ずつかけられる容器に入れて、お尻に直接かける方法

 

 

どちらでも、やりやすい方法を選びましょう。

 

 

産婦人科の新生児室では、小さなバケツにぬるま湯を貼って、脱脂綿にその都度浸して拭く方法を経験しました。

 

 

自宅では、霧吹きやドレッシングボトルなどにぬるま湯を入れておき、直接おしりにかけて洗い流す方法を実践されているママは多いですよ。

 

                     

2.うんちの後の座浴も効果的

 

うんちをたっぷりした後や、ゆるゆるうんちで拭き取りが難しいときは、座浴をしてあげましょう。

 

 

【座浴とは?】

 

 

洗面器などにお湯をはって、お尻をお湯につけてあげる入浴方法。

 

 

よりきれいに洗浄できるのがメリットです。

 

 

風邪で下痢をしているときはおむつかぶれも起こしやすいので、こまめに座浴をして清潔を心掛けましょう。

 

 

3、おしりを乾燥させること

 

 

座浴やお湯と脱脂綿での洗浄をやっていても、おしりの湿気をそのままにしてしまうと効果は半減です。

 

 

おしりをきれいにした後は、しっかり乾燥させて蒸れを少しでも防いであげることが大事。

 

 

まずは、キッチンペーパーやティッシュなどでおしり表面の水分をしっかりと押さえましょう。

 

 

すぐにおむつを履かせず、うちわや新しいおむつなどで軽く風を送り、しっかり乾燥させます。

 

 

おしりを触って、さらっとした感触になっていたらおむつを履かせてOKです。

 

 

これを意識するだけでも、ずいぶんおむつかぶれのリスクは減ります。

 

 

必要に応じて、保湿剤で保護することも忘れずに。

 

 

4.赤ちゃんにあった紙おむつを選ぶ

 

 

おむつの種類によって、赤ちゃんのおむつかぶれを防ぐことが出来ます。

 

 

しかし、どのおむつが良くてどのおむつはダメ、ということは一概に言えません。

 

 

値段や機能に比例するというわけではなく、それぞれの赤ちゃんの肌との相性が大きいため。

 

 

おむつかぶれで悩んでいるママは、実際に何種類かのおむつを買って試していくのが一番です。

 

 

お試しパックや試供品などをうまく使って、赤ちゃんのお肌に合ったおむつを選びましょう。

 

 

5.こまめなおむつ交換

 

 

そして何より大事なのは、こまめなおむつ交換です。

 

 

もったいない…という気持ちもありますが、少しでも汚れたらすぐに交換してあげましょう。

 

 

特に新生児~3か月前後までの期間は、赤ちゃんの肌も弱くおしっこやうんちの回数が多め。

 

 

こまめに交換して、いつもさらっと快適なおしりを保ってあげるようにしましょう。

 

 

おむつかぶれとそのほか皮膚炎

おむつかぶれだと思いきや、そのほかの皮膚炎になっている場合もあるので注意が必要です。

 

 

1.カンジダ皮膚炎

 

 

おしりや股などにできる、感染性の皮膚炎です。

 

 

【症状】

 

皮膚は赤くただれ、その周りに膿を含むプツプツした湿疹ができます。

 

ただれている部分は皮がめくれたり、重症化します。

 

 

カンジダ菌はカビ菌の一種で、皮膚や便に存在している菌です。

 

 

しかし、おむつかぶれを起こしている皮膚は免疫力が弱まっているので、カンジダ菌感染を起こし、炎症します。

 

 

おむつかぶれが一向に良くならない、ぶり変えずなどという場合にはカンジダ皮膚炎に発展している可能性があります。

 

 

皮膚科を受診して、症状や経緯を正しく伝えればOKです。

 

 

2.肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)

 

 

男児の赤ちゃんに圧倒的な発症率があり、決して珍しいものではありません。

 

 

新生児~乳児に起こりやすく、1歳を過ぎるころには治ります。

 

 

肛門の周りが赤くなり、お出来のようなものが出来る皮膚炎です。

 

 

【症状】

 

 

肛門の周りが赤くなる。

 

 

左右の側方、3時や9時の方向に膿のたまった膿瘍ができます。

 

 

うんちをするたびにこの膿瘍が痛むので、赤ちゃんが泣いたりぐずったりするのが難点です。

 

 

うんちを一気にすると痛みが激しいので、少しずつ小出しにしたり、便秘がちになってしまうことも。

 

 

皮膚科では対応できないこともあり、小児外科や肛門科などに回されることもありますが、決して重大な病気などではありません。

 

 

慌てずに対処すれば大丈夫です。

 

 

さいごに

 

今回は、赤ちゃんのおむつかぶれについてまとめていきましたがいかがでしたか?

 

 

市販薬でも十分に効果のあるものがあります。

 

 

しかし、症状が重症化している場合市販薬では治せないこともあり、さらにカンジダ皮膚炎などに発展している可能性も。

 

 

不安に思ったら皮膚科を受診してOKです。

 

 

赤ちゃんに不快症状を我慢させることはできないので、痛がったりグズったりする様子が見られたら病院で適切な処置をしてもらいましょう!

 

 

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