大人の女性が彼氏と手を繋ぐのは、どんなタイミングなのでしょうか。
若い頃の恋であれば、いつでも彼のそばにいて、少しでも触れ合っていたいと思うこともあったでしょう。
でも大人になると、周囲に目が向くようになります。
大人の女性として相応しい振る舞いができる人間でありたいですし、なにより相手の男性にそういう人間として見てもらいたいと考えます。
大人の女性の恋において、手を繋ぐのに程よいタイミングとはどんな時でしょう。
また、大人の女性が彼氏に、手を繋いでほしいと思うタイミングや、自分から手を繋ぎたいと思うタイミングはあるのでしょうか。
この記事では、そんな大人の女性の気持ちをいくつかご紹介します。
迷子防止
人通りの多い街中や、映画館、駅のホームなど、うっかりしているとはぐれてしまいそうな場所では手を繋いでいたいですよね。
理想としては、人通りが多いことを彼氏にいち早く察してもらって、「はぐれないでね。」
なんて言いながらしっかりと手を握ってもらいたいものです。
でも、はぐれかけたことがきっかけになって、お互いが手を繋ごうとするという嬉しい展開もあります。
大人の女性として気をつけたいのは、周囲に気を配る感覚でしょう。
たまに満員電車などで、頑なに手を繋いでいる人もいますが邪魔になったらすぐ離しましょう。
また後で繋げばいい、という余裕があるといいですね。
公園散策
いくらデート中でも、近くに思春期の子どもとその親がいるような状況でイチャイチャと手を繋ぐのは気が引ける、という人もいるのではないでしょうか。
大人の女性だからこそ、周囲に気を遣ってしまいますよね。
だからこそ自然豊かな公園や、人通りのほとんどない田舎道などを歩いていると、心がほぐれて開放的になります。
二人でゆったりとした歩調で歩きながら、のんびりと手を繋ぐ時間は何気ないようでいて、特別です。
日頃の仕事や人間関係のストレスも忘れて、誰にも気兼ねせず恋人と手を繋いで歩く時間を味わってみてはいかがでしょう。
夜道
夜道を歩いている時は、ぜひとも手を繋いでほしい場面でしょう。
暗がりだと、車や足元にも気をつけなければいけませんし、日本も治安のいいところばかりではありません。
手を繋いでいてくれると、それだけで守られている感覚を味わえたりもします。
あたりが暗いと、お互いの顔も周囲の様子も、昼間ほどには見えないので、余計に繋いだ手に意識が集中してしまいます。
緊張したり心地良かったり、その時の二人の雰囲気が関係の深さを物語ります。
でもそれがくすぐったいような、安心するような、何とも言えない嬉しい気持ちになれる時間です。
手袋
夏だと、手を繋ぐのは暑くて敬遠してしまうカップルもいるかもしれません。
だから寒い日のデートは、自然と手を繋ぐことができるいいきっかけになります。
急に寒くなって、手袋をまだ用意していない時などは、彼の手の中で暖めてもらえると最高に嬉しいですよね。
手を取って、そのままポケットに入れてくれるのも良し。
両手で包んで温めてくれるのも良し。
寒い季節だからこそ、彼氏の気持ちや手の温もりが心に沁みます。
急な階段
都会はさほどでもありませんが、田舎には驚くほど急な坂道や段差の激しい階段が多々あります。
そういう急な階段や坂道で、優しく手を繋いでエスコートしてもらえると、ほっとするような気持ちになりますね。
ささやかな出来事ながらも、彼の存在の大きさを感じる瞬間だったりします。
「坂道きつそうだな、急な階段で危ないな」と思ったら、すっと手を差し出してくれる人だとありがたいのですが、そうじゃない場合もあります。
そういう時は、彼女の方から「危ないから、手、繋いであげる」と冗談ぽく言ってみるのもおすすめです。
笑って手を差し出してくれるんじゃないでしょうか。
和服デート
洋服の時に比べて、和服の時はとにかく歩きづらいです。
多くの人が、和服をたまにしか着ないので、着た時の歩幅の狭さや、下駄や草履のおぼつかない感覚に、歩くだけで疲れてしまうのではないでしょうか。
男性も同じように和服を着ていれば、少しはいつもと違う感覚を一緒に味わえますが、洋服なら歩調が合わず大変です。
彼氏ばかりがどんどん前に進んでいき、気付いたら二人の間に大きな距離ができていた、というような状況は避けたいですよね。
こういう状況をすぐに察して、手を繋いでいつもよりゆっくり歩いてくれる男性には、「この人で良かった」と思わずにはいられません。
落ち込んでいる
仕事がうまくいかない、人間関係でちょっとゴタゴタを抱えてしまった。
大人の女性にも日々、色々な悩み事が発生します。
だからといって、彼氏に話せる内容ばかりではありません。
それでも、せめて手を繋いで「少しだけ元気を分けてほしいな」と思うことがあるのも事実。
そんな時、黙って手を繋いでいてくれるだけで、不思議と心に余裕を取り戻せたりもします。
元気になったら「ありがとう」の気持ちをお忘れなく。
日々色んな事が起きて、悩んでいるのは彼女だけではありません。
彼氏だって、当然悩んだり疲れたりするようなことに遭遇します。
できるなら解決の手助けをしてあげたいし、そうでなくてもせめて何かしてあげたいけど、そうそう簡単なものではないですよね。
いつもより少し力を込めて手を握ってみたり、子どものように、繋いだ手をぶんぶんと大きく揺らして歩いてみたり、ささやかですが無言のエールを送ってみましょう。
次の約束
楽しかったデートの後や、仕事帰りに待ち合わせをして、ほんの少し一緒に過ごす時間。
そうして家に送ってもらう間のわずかな時間に、手を繋ぎたくなることがありますよね。
そんな時に手を繋いで歩いていると、幸せな気持ちと、ほんの少し寂しい気持ちを共有している感覚を味わえます。
「楽しかったね」「また明日もお互い頑張ろうね」
何かと忙しい大人たちだからこそ、わずかな時間を大切にできる恋は素敵です。
仲直り
時には意見のすれ違いや、不安や不満がぶつかったりして、喧嘩をすることもあります。
仲直りできたなら、「仲直りできて良かった」の気持ちを込めて、仲直りのきっかけがつかめないなら、「仲直りしようよ」の気持ちを込めて、手を繋いでみるのもいいのではないでしょうか。
言葉にしないのはズルいと思う人もいるかもしれませんが、時には言葉抜きでお互い心を落ち着かせるというのも「ひとつの手」かもしれません。
ジェラシー
大人の女性なら、恋人以外の男性の友人がいても不思議ではありません。
そういった友人や、仕事関係の男性の知人と街でばったり出くわすこともあるでしょう。
その時、彼氏が隣にいたとしても、知人男性をぞんざいに扱うわけにはいきません。
必要な範囲で丁寧に接しているつもりが、思いのほか彼氏の目には親しげに映ることもあり得ます。
二人きりになった後は自分から手を繋いで、余計な心配を解消してあげましょう。
家族会
彼氏と一緒にいる時に、自分の家族とばったり出会った、または、端から予定して家族と食事をする機会もあるでしょう。
彼氏からすれば、とてもプレッシャーのかかるイベントです。
恋人の家族の目に自分はどう映ったのか、気にならない人はいないでしょう。
そんな時は、自分から手を繋ぐのも有効です。
「大丈夫よ」
「会ってくれてありがとう」
もう少しだけ
デートをしていて、特にその後の予定を決めていたわけではないけど、翌日は休みだし、もうちょっと一緒にいたいなと思う時は、どんな風に伝えますか?
もちろん、彼氏にも都合があるでしょうから、言うのをためらってしまうこともあるでしょう。
そんな時は自分から手を繋いで、彼氏の様子をうかがってみましょう。
それで察してくれると嬉しいのですが、無理なら手を繋いだまま「まだ一緒にいたい」と伝えてみましょう。
海外にて
彼氏と海外旅行に行った時などは、いつも以上に彼氏の存在に頼りたくなるという人もいるのではないでしょうか。
国によっては日本にいる時とは比べ物にならないほど、危険も増えます。
慣れない国では、身の安全のためにも、「恋人と同行してますよ」ということが傍目にすぐわかるように、できるだけ彼のそばにいましょう。
考えようによっては、堂々と手を繋いだり、触れ合っていられるいい機会、とも言えます。
なんとなく
なんとなく手を繋ぎたいな、と思った時にそのまま行動に移せて、相手もそれをちゃんと受け入れてくれるというのは幸せなことです。
もちろん周囲に迷惑になるようなタイミングで手を繋ぐのは、大人として控えたい行為です。
それ以外で、自分がふと手を繋ぎたいと思った時に、期待して待っているだけじゃなく行動してみる。
彼が嬉しそうにしていてくれるなら、気の合う関係を築けていると言えるのではないでしょうか。
体験談 遅刻からの手つなぎ
彼と出会ったのは32歳の時でした。
友達の飲み会で知り合いました。
その時はお互い気にもならなく、ただ席が隣とゆうことで軽く会話をする程度でした。
しかしその飲み会で、友人に気いった男性ができて後日会う約束を取り付けた時に一緒についてきてほしいと頼まれて行くことに。
10代や20代じゃないんだからそんな友達がわざわざ付いて行かなくてもとも思いましたが、必死の頼みだったので付いていくことになりました。
その時に席が隣だった彼も友人の気に入った男性と一緒にやってきたのです。
結局ダブルデートでドライブすることに。
やってることが20代の若い子達と変わりないので思わず笑ってしまいました。
そんな姿を彼に見られて、彼も私と気持ちが一緒だったみたいで二人で爆笑しました。
そこから話す様になりました。
話してみると以外と趣味が共通していて私の好きなバンドが同じだったことにも気付きました。
その時に同級生だったことも知りました。
こないだの飲み会ではそんな基本的な事すら聞かなかったんだなと思わず苦笑いしました。
そんなか近々そのバンドのライブがあるから行かないかと誘ってくれてました。
私からしたら久しぶりのデートの誘いだったので、ばれないように心の中で喜んでしまいました。
それから連絡先を交換して後日二人だけで会うことにしました。
会社帰りに待ち合わせしてディナーを食べることに。
男の人と二人で待ち合わせするのも何年振りかだったので緊張しました。
彼が少しだけ遅れてきましたが気にすることもなく、彼が「さぁご飯食べにいこう」と言った途端に手を差し出されてびっくり心臓が飛び出しそうになりましたが恥ずかしながらでも手を繋ぎました。
たぶん手汗が凄かったはずです。
それでも彼は気にせず手を繋いでくれて素敵な大人の対応でした。
それから自然の成り行きで付き合い。
一年後にプロポーズされて結婚しました。
体験談 街コンから手つなぎ
私は20代、30代前半は仕事で時間を費やしました。
しかし、気づいたらお金は貯まりましたが彼氏が出来ないままアラフォーに突入。
周りの女友人はみな結婚をして中には中学生のお子さんがいる友人まで出てきました。
私は昔から仕事が大好きだったのですが、ココに来て「もう少し恋愛もしておけば良かった」と感じるようになりました。
なので私は仕事をやりつつ婚活を行う事に。
平日はバリバリ仕事を行って、休日は地元の30代が多く集まる街コンに参加をしました。
街コンに参加したら30代の男女が多くいて安心しました。
もし20代ばかりの子がいたら若さで負けてしまいますが、30代をメインとした街コンだとそのような心配が一切無いです。
街コンには遊び目的で参加する男性もいましたが、ほとんどが真剣な婚活を行っている人ばかり。
私は街コンで出会った3つ年下の男性とメールを交換して実際にデートを行う事にしました。
初めてのデート場所は男性がオススメしてくれたオシャレなカフェ。
そこには私の好きな甘いデザートがたくさんあって、とてもテンションが上がりました。
話をしていていも、お互い仕事ばかりをしていて恋愛を疎かにしていた事が似ていてとても気が合いました。
カフェを出るころには既にお互いはカップルのような仲になっていて、お互いに手をつなぎがら歩いていました。
久しぶりに男性と手を繋ぎかなり感動しました。
カフェの後は彼氏とデパートでデートしたり、映画館で映画鑑賞をしたりして初デートは終わりました。
街コンで初めて出会って、その1週間後のデートでは既に仲良しカップルになっていました。
私はアラフォーになるともう素敵な恋愛は出来ないと感じていましたが、恋愛に年齢は関係ないですね。
大事なのは熱意です。
世の中にはラブラブなお年寄りカップルだっています。
恋愛は若い人だけの物ではない。
街コンに参加して彼氏と付き合うようになってそう感じました。
おわりに
大人の女性が彼氏と手を繋ぐタイミングについて、いくつかご紹介しましたが、いかがでしたか?
共感いただけるシーン、意外だと思われたシーン、人によって微妙に異なる感覚があることでしょう。
でも大人の女性が共通して求めるのは、周囲に対してもお互いに対しても気遣える、さりげない気持ちのやりとりなのではないでしょうか。
若い頃とは少しずつ感覚が変わり、恋愛における大切なことも変わってきます。
大人になれば程よくスマートに振舞いたくもなるでしょう。
自分と彼氏にとっての、程よい「手繋ぎタイミング」を見つけて、素敵な恋愛を楽しんでくださいね。
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