頭皮の保湿と抜け毛の関係。女性の薄毛は保湿から

ヘアケア

お肌に大切なのは潤い。

頭皮も潤いが非常に大切です。

 

[char no=”2″ char=”かみやま看護師”]

でも、けっこう頭皮の潤いの事って無視されていますよね?

ドライヤーも早く乾かしたいから頭皮に近付けてガンガン熱風を当てたり。

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頭皮に潤いが無くなると、最悪の結果はこの写真のようなことになるかもしれません。

脂漏性皮膚炎・脂漏性脱毛症です。

 

でも、頭皮の潤いをきちんとケアしてあげると、髪の量が今の1.5倍まで改善されることも??

[char no=”1″ char=”かみの先生”]女性の抜け毛と頭皮の保湿の関係についてご紹介します。[/char]

 

抜け毛予防は保湿から

抜け毛予防を考えているなら、頭皮の保湿から始めるべきです。

頭皮の保湿が悪い状態はこのような状態と同じです。

刺激

 

乾燥しきった荒野でみずみずしい食物は育ちません。

 

髪の毛を潤いタップリの艶があるハリもコシもある状態にしたければ、育ちやすい環境づくりが大切です。

 

それなのに、髪の毛にタップリ高価なトリートメントをしたり、いい香りの高級シャンプーを使ったり。

 

大事な頭皮のケアをする人が少ないのです。

 

髪の毛自体の細胞は死んでいます。

美容室で髪の毛を切られても痛くありません。

死んでいる細胞だからです。

 

髪の毛が育つのは頭皮の奥の毛根です。

 

毛根の一番奥に毛母細胞があります。

その中の毛乳頭に毛細血管から栄養が届き、髪の毛が成長しています。

 

頭皮から出ている髪の毛は既に完成された状態で、死んだ細胞です。

 

大事なのは毛根の中の毛母細胞が活発かどうか。

そして、毛乳頭まできちんと栄養が届いているかどうかです。

 

今まで育毛剤を購入したけど効果が感じられなかった。

それは、大事な毛乳頭まで高価な育毛成分が届かなかったからです。

 

[char no=”4″ char=”ウスイ”]

頭皮が乾燥しているとどうして毛乳頭まで成分が届かないの?

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頭皮が乾燥しているとカサカサと小さなフケがでます。

そして、頭皮も乾燥を感じると皮脂を過剰に分泌します。

頭皮を守らないとって機能が働くからです。

 

すると、乾燥して発生した小さなフケと皮脂が毛穴に詰まります。

また、その小さなフケと皮脂が大好きな常在菌のマラセチア菌が増殖します。

自分の大好物が増えたから、ドンドン食べてドンドン増えていきます。

フケと過剰な皮脂と過剰な菌で頭皮の環境は最悪、毛穴は完全に詰まります。

 

毛穴が完全に塞がると、どんなに高い育毛成分を頭皮に与えても肝心の毛乳頭まで届いていません。

 

また、乾燥から始まった頭皮の荒れがひどい時には頭皮が炎症を起こします。

 

頭皮湿疹から脂漏性皮膚炎・脂漏性脱毛症にまで発展します。

 

始まりは頭皮が乾燥したからなのに、最後には脂っぽいフケと頭皮の炎症、そして脂漏性の抜け毛に。

 

頭皮の潤い頭皮環境がいかに大事か、髪の毛は頭皮から始まるって言っても過言ではないかもしれません。

 

頭皮の潤いケア

頭皮の潤いに何が大事なのか?

それは、女性ホルモンです。

女性ホルモンのエストロゲン。

このエストロゲンの減少が、頭皮の乾燥に繋がっています。

 

エストロゲンは美容ホルモンとも言われています。

女性の美に深く関わっているホルモンです。

 

しかし、残念なことに30半ばからドンドン減少していきます。

更年期も女性ホルモンのエストロゲンの減少が大きく関わっています。

 

エストロゲンの髪の毛に対する働きは

  • 髪の毛の成長を促す
  • 髪の毛の成長期間をキープする
  • 髪の毛のツヤ・ハリ・コシ
  • 血行改善
  • 免疫強化

エストロゲンが髪の毛の正常なヘアサイクルを維持しています。

そして、エストロゲンがコラーゲンの生成を促しています。

 

コラーゲンは頭皮の弾力、保湿に大きな関りを持っています。

 

コラーゲンやヒアルロン酸が減少すると保湿力が大きく低下。

コラーゲンやヒアルロン酸の減少とエストロゲンの減少は密接な関りを持っています。

 

また、近年の研究結果で薄毛とコラーゲンが大きな要因を持っていると日本の研究チームが発表されたほどです。

 

エストロゲンは女性にとって大事なホルモンです。

お肌の乾燥や頭皮の乾燥。

そして、エストロゲンが低下すると体つきも女性らしくなくなります。

 

[char no=”6″ char=”編集長”]

ニューハーフの方が女性ホルモンを注射すると、胸が出てきてお尻も大きくなります。

女性らしい体をエストロゲンが作っているのです。

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30代半ばから減少するエストロゲンを、どう補給すればいいのか?

少なくなった分を補う事が大事です。

 

そして、最近判明したことがエストロゲンと酷似している化学式を持つのが

【大豆イソフラボン】です。

大豆イソフラボン

エストロゲンの代わりに、色々な作用を促してくれるのが大豆イソフラボンです。

大豆イソフラボンを取ってエストロゲンの減少を補う。

 

しかし、一つポイントがあります。

大豆イソフラボンをとった人の健康効果が、個人差があることです。

どうして個人差が生じるのか調べたら、エクオールという成分として吸収するかどうかがポイントになっていることが判明しました。

 

食事やサプリメントから摂った【大豆イソフラボン】をエクオールに変換して吸収する人の健康効果が非常に良かったのです。

でも、日本人の約半分の人がエクオールに変換できません。

 

エクオールに変換するのは、腸内細菌の【エクオール産生菌】という菌がいるかどうか。

この菌を腸内に保有している人は、大豆イソフラボンの効果がより高く感じられる結果が出ています。

 

エクオールを作れる人は大豆食品を毎日食べている傾向が強いそうです。

あまり食べない人のエクオール産生菌の保有率が24%。

ほとんど毎日食べる人が約50%。

 

大豆イソフラボンは食べてから2日内には尿として排出されます。

 

自分がエクオールを作れる人かどうかは下記の検査キットで簡単に判別できます。

尿検査キットです。

 

 

女性のキレイと健康のために / エクオール検査「ソイチェック」

 

エクオールを作れない人はエクオールサプリメントなどで補給するのがオススメ。

とくに、更年期世代の人は頭皮の乾燥やシワなど、女性ホルモンのエストロゲンの減少が関わっているトラブルが増えます。

 

エストロゲンの減少を補う事が非常に大事です。

 

まとめ

  1. 女性ホルモンのエストロゲンの減少は30代半ばから
  2. エストロゲンの減少は美に深い関りがある
  3. 女性ホルモンのエストロゲンの減少を補う事が出来る
  4. エクオール産生菌を持っているかどうか
  5. 持っていない人はエクオールサプリがオススメ
  6. 持っている人は大豆イソフラボンで補う
  7. 頭皮環境を整えてから育毛剤を使うと有効

 

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