開き癖のついてしまった毛穴は、自己流の適当なスキンケアやメイクではカバーしづらいものです。
たとえばファンデーションの厚塗りや、美容パックのやりすぎなんかも、毛穴カバーには逆効果。
なので今回は、毛穴をカバーするベースメイクや、事前のスキンケアテクニックについてお伝えしていきたいと思います。
さらに!
毛穴カバーに使いやすいプチプラ(〜2,000円まで)のベースメイクアイテムや、収れん化粧水なども紹介していきますね。
毛穴を美しくカバーする為のメイク手順
化粧下地やファンデーションなどを単体で厚塗りしても、逆に毛穴が目立ってしまうだけです。
かといって安易にメイクグッズを増やしても、上手くカバーできるかテクニックに自信が無い。
そんなあなたへ。
ここでは、毛穴ケアとカバーの両方に効果的な、スキンケアとベースメイクのやり方についてお話いたします。
毛穴カバーメイクは、事前のスキンケアがカギ!
ベースメイク前のスキンケアは、毛穴カバーメイクには必須とも言えるもの。
毛穴をカバーするだけでなく、ケアしてくれる効果もあるので、ここを疎かにするのはご法度です。
と言うのも、ファンデーションやフェイスパウダーのみを塗ったまま時間が経つと、多少なり肌はダメージを受けてしまいます。
そこで、化粧水や乳液を使って「肌が傷まない為の土台」をしっかり築いておく必要があるんですね。
それでは、毛穴カバーメイクの為に必要なスキンケアの手順、いってみましょう。
《毛穴カバーメイク前のスキンケア手順》
1.ぬるま湯洗顔をします。
ぬるま湯をかけて、肌の表面の汚れを洗い流した後、冷水で軽く肌を引き締めます。
2.化粧水をコットンに染み込ませて、肌に優しくパッティングしていきます。
使う化粧水は、毛穴引き締め効果がある「収れん化粧水」が効果的です。
3.乳液を付けます。
BBクリームなど、乳液効果もある化粧下地を付ける場合は不要です。
ちなみに、美容パックの使用は必ずしも行う必要はありません。
週に一度のスペシャルケアと考えて使うくらいで十分です。
実は、美容成分たっぷりのパックケアを頻繁にやってしまうのも良くないのです。
あまりに美容成分を与え過ぎてしまうと、肌が本来持っている「肌力」の低下に繋がると考えられています。
下地・ファンデーションを使った毛穴カバーテクニック
お次は、毛穴を美しく隠す為のベースメイクのテクニックや、手順・注意点について説明します。
毛穴カバーメイクの鉄則としては、とにかく「一つのメイクアイテムを重ねすぎない」という事。
自分では上手く隠せているように見えても、厚塗りって案外バレバレですからね。
そういうやり方よりは、以下の4アイテムを薄く順番に重ねていくのがベストです。
- 化粧下地(BBクリームやCCクリームなどでも可)
- ファンデーション
- コンシーラー
- フェイスパウダー
それでは、具体的なベースメイク手順にいってみましょう。
《毛穴をカバーするベースメイク手順》
1.スキンケアの後、まずは化粧下地を付けます。
塗り方は、毛穴にポンポンと叩き込むようなイメージで。
2.ファンデーションを付けます。
パウダータイプの場合は、ブラシで付けるのがオススメです。
3.毛穴カバーに強い、チップやペンタイプのコンシーラーで、気になる部分を塗り隠します。
当たり前ですが、塗ったくるのはNGです。
4.仕上げのフェイスパウダーを付けます。
粒子が細かめ・光反射効果あり・保湿効果あり、この3点が備わっているパウダーがオススメですね。
皮脂が気になるタイプの人は、皮脂吸着タイプのものを使っても良いでしょう。
メイクする前におすすめ!プチプラ収れん化粧水
それではいよいよ、毛穴カバーメイクに使える化粧品の紹介に移りましょう。
毛穴カバーメイクに高価な化粧品は必要ないという事で、あえてリーズナブルな商品のみをピックアップしてみました。
まずは、「収れん化粧水」からどうぞ。
モイスタージュ エッセンスローション
Amazon
《画像引用元:CAINZ ONLINE SHOP》
お肌をキュッと引き締めて、化粧崩れをガードしてくれる収れん化粧水です。
実はこれを使ってコットンパックするのが非常に効果的。
パック効果で保湿しながら毛穴をぐんぐんと引き締め、キメ細かいお肌へと導いてくれます。
成分は収れん作用を持つハマメリスエキス、保湿成分ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、スクワランなど。
リーズナブルな割に使っている成分が豊富で、さらに香料や着色料も無添加です。
(オープン価格・500円〜)
明色オーガニックローズ スキンコンディショナー
Amazon
《画像引用元:Amazon》
ダマスクローズの香りで、プチプラながら優雅な気分でスキンケアできてしまう収れん化粧水です。
洗顔後のアルカリ性に傾いてる肌を、健康的な弱酸性の肌に戻してくれます。
ブースター・導入化粧水としてかなり優秀で、毛穴の引き締め効果に加えて化粧ノリもアップ。
ヒアルロン酸原液と混ぜて使うと、普通の化粧水としても使えるようになります。
(200ml 950円)
ボタニカル クリアローション
《画像引用元:Amazon》
毛穴引き締めに特化したボタニカルシリーズのうち、テカリ対策に特化した収れん化粧水です。
テカリ抑制・毛穴引き締め・さらに高浸透処方で、肌にぐんぐんと染み込んでいきます。
化粧水が染み込みにくい人にオススメですね。
「シトラスハーブ」と「フローラルローズ」の2種類があり、配合成分にやや違いはあるものの効果は同じです。
姉妹品の「ボタニカル モイスチャーローション」もあるので、高い保湿力が欲しい方はこちらもオススメ。
(200ml 1,000円)
毛穴カバーにピッタリのプチプラメイク下地
お次は、毛穴カバーメイクに適しているオススメ化粧下地の紹介です。
毛穴パテ職人 毛穴崩れ防止下地
Amazon
《画像引用元:Amazon》
名前が直球すぎて逆に大丈夫なのか?と思わせながら、実はかなりの優秀シリーズである「毛穴パテ職人」。
そんな毛穴パテ職人から最近出たアイテムが、この「毛穴崩れ防止下地」です。
カバー・キープ・ケアを実現するとされ、透明感のある肌色補正を行ってくれます。
皮脂吸着効果はもちろん、毛穴の影を隠す独自のカラーバランスが魅力的です。
紫外線・乾燥などの環境刺激から肌を守る能力に優れ、サラサラなつけ心地も高評価。
(25ml 1,500円)
(SPF50+・PA++++)
ビオレUV 化粧下地UV シミ・毛穴カバータイプ
Amazon
《画像引用元:Amazon》
汗に強く、皮脂を吸着し、ヨレや崩れを防ぐ、トリプル処方の化粧下地です。
強力な紫外線からもお肌をしっかり守り、日焼けによるシミやソバカスも防いでくれます。
ジェルタイプのクリームが肌にスッとなじんで、アラが目立つ肌もナチュラルにカバー。
サラッとしてスースーするので、まさに夏向けの下地といった感じですね。
どちらかというと脂性肌向きで、健康的な肌色を好む人に向いています。
(SPF50+・PA++++)
(30g 1,200円〜)
オルビス(ORBIS) スムースマットベース
《画像引用元:Amazon》
コンシーラーの代わりに使えるんじゃ?ってくらいカバー力高めで、毛穴カバーにうってつけの化粧下地です。
光を操るパウダーの働きで光を強く乱反射させるので、毛穴を隠すだけでなく、上手にぼかしてくれます。
「部分用下地」となっていますが、顔全体に使っても問題ありません。
ただ日焼け止め効果はないので、他の日焼け止め付き化粧下地との合わせ技に使うイメージです。
無香料・無鉱物油・界面活性剤不使用・アルコールフリーで、肌に優しいので敏感肌の人に超オススメ。
(12g 1,200円)
毛穴カバーにピッタリのプチプラファンデーション
最後に、ベースメイクの肝とも言えるオススメファンデーションの紹介です。
毛穴パテ職人 ひんやりミネラルBBスプレー
Amazon
《画像引用元:Amazon》
毛穴パテ職人シリーズ発、冷感で肌を引き締める夏にピッタリの一品です。
「BBスプレー」となっていますが、ファンデーションとしての効果に優れる為ここでピックアップさせて頂きました。
肌引き締め効果、毛穴パテ効果、ファンデーション効果、化粧下地・コンシーラー・美容液・UVカットの1本7役。
さらにウォータープルーフ処方で汗でも落ちない、崩れない。
1日中通して、サラッとした毛穴レス肌を保ち続けます。
スポンジにひと吹きし、お肌にポンポンと乗せて付けるだけで、ひんやりとした新感覚。
(SPF50+・PA++++)
(60g 1,200円)
インテグレート グレイシィ モイストクリーム ファンデーション
《画像引用元:Amazon》
インテグレートシリーズのロングセラー、しっとりツヤのある肌に仕上げるクリームファンデです。
小じわ、くすみ、毛穴をカバーし、保湿力も高めなので、パウダータイプだと乾燥するという人にピッタリ。
カバー力はそこそこあり、これを薄く塗ってからコンシーラーやフェイスパウダーで仕上げるのが王道。
色味も4色展開なので、自分の肌色に合わせやすいです。
毛穴カバー力はあっても、引き締め効果が無いので、そこは別のアイテムで補いましょう。
(SPF22・PA++)
(25g・1,200円)
チャコット エンリッチング クリーミーファンデーション
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《画像引用元:ONWARD CROSSET》
こちらも、毛穴カバーがやりやすいクリームタイプのファンデーションですね。
肌内部の水分を保ちつつ、肌表面の凹凸をしっかりカバーしてくれます。
保湿成分のスクワランや植物エキス配合で、毛穴はもちろんシワなどのカバーも上手です。
クリームファンデにありがちなマット感もなく、自然な感じに仕上がります。
化粧ノリの良さ、崩れにくさに優れ、素肌感を出しやすいです。
伸びが良いので、使う量も少なめでOK。
(42g 1,800円)
毛穴カバーメイク・まとめ
まとめると毛穴カバーメイクに重宝するのは、以下の4点です。
- 化粧下地
- ファンデーション
- コンシーラー
- フェイスパウダー
上の4品をうまく使い分けるのがミソです。
それぞれのアイテムが持つ弱点を、他のアイテムで補いましょう。
たとえば、UVカット効果のない下地を使うなら。
代わりにUVカット効果が付いているファンデを足す、といった感じですね。
たとえば、化粧下地にBBやCCクリームを使うなら。
後はコンシーラーとフェイスパウダーで、厚塗りにならない様コントロールする…というのもアリ。
ベースメイクはコツを掴むと楽しいので、ぜひ色々なやり方を研究してみてくださいね。
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