女性の薄毛は体温を上げると改善する??温活と女性の薄毛の不思議な関係とは?

ヘアケア

体温を上げると薄毛は減る

 

医師・斎藤真嗣氏の著書

『体温を上げると健康になる』

(サンマーク出版)で注目された「低体温」。

ご存じの方は多いかもしれませんね。

 

同書によると「神様が定めた体温は37℃」で、
36.5~37.1℃が健康に暮らせる体温なのだそうです。

 

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平熱が35℃台の状態を「低体温」といいます。

一般的に日本人の平熱は36~37℃。

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たった1~2℃の差ですが、
低体温はさまざまな身体の不調をまねきます。

女性の薄毛・抜け毛もその症状の一つではないか、
と考えています。

 

理由は2つ。

 

一つは、
50歳前後になると、
動脈硬化になる方が贈えてきます。

 

動脈硬化は、
血管が細くなっている状態。

ですから、
血流が悪くなり、
低体温の状態になります。

同じころから、
髪の毛がやせたり、
薄くなったりという症状が出始めます。

 

この血流悪化・低体温と薄毛には、
もしかしたら相関関係があるのではないかと

見ているためです。

 

もう一つは、
日本毛髪科学協会の会員のある先生が調べた

「頭皮の温度と神毛の関係」のデータによります。

自身と家族・周りの数人のデータをまとめた簡叩なレポートではありましたが、
そこには「頭皮の温度の低い箇所から脱毛が始まった」との発表がありました。

まだ

〃状況証拠〃の段階ですが、
薄毛の原因の一つとして、
低体温を視野に入れておくことは、
決してムダなことではなさそうです。

低体温がさまざまな不調をまねくワケ

近年、
低体温の方か増えているのは、
なぜでしょう?

その原因には、

  1. 「身体的ストレス」
  2. 「精神的ストレス」
  3. 「環境によるストレス」

の3つのストレスが挙げられます。

 

 

身体的ストレスは、
病気やケガ、
身体に負担がかかる行為、
アレルギーなど、
身体が直接受けるストレスのこと。

 

精神的ストレスは、
家庭や職場などの日常生活や人間関係において、
精神的に受けるストレスのこと。

ストレス 女性

環境によるストレスは、
環境汚染や電磁波など、
自然界や社会生活から受けるストレスのことです。

 

これらのストレスによって、
自律神経のバランスやホルモンバランスが崩れると、
身体の変化が引き起こされます。

 

自律神経のバランスが悪いと、
血流も悪くなります。

 

血管が収縮したままの状態に陥ると、
体温が低下してしまいます。

 

また、
ホルモンバランスが崩れると、
細胞の回復が遅くなり、
細胞のエネルギーが低下して熱が発せられません。

 

その結果、
体温が下がるというわけです。

 

では、
低体温になると、
なぜ身体が不調になりやすいのでしょうか。

その一番の原因は、
免疫力の低下にあります。

体温が36.5℃を保っているときは、
体内の免疫機能がフルに活動します。

 

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しかし、体温が1℃下がると免疫力は30%も低下するといわれているのです。

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免疫力が低下すると当然、
カゼなどの感染症にかかりやすくなったり、
アレルギー症状が出やすくなったりと、
あらゆる病気にかかりやすくなります。

 

 

低体温の話で最も怖いのは、
ガン細胞が増加・繁殖するのに最適な温度は

35℃であるという事実。

 

低体温の身体は、
ガン細胞の温床というわけです。

 

30代女性に多い子宮頚部ガンは、
ヒトパピローマという、
誰もが持っているウイルスが原因で引き起こされますが、
これは免疫力が落ちると増殖します。

 

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低体温はガンの増殖をまねく、怖い状態でもあります。

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ヒトの身体は、
60兆個もの細胞でできています。

細胞の中では、
身体によい働きをもたらす酵素が作られます。

酵素は温度が高い(48℃までは壊れることはない)ほど活性化します。

 

つまり、
体温が高いほど、
酵素が活性化している状態=免疫力が高いということになります。

 

カゼを引いたときのようにウイルスが体内に侵入した際、
高熱が出るのは、
免疫力を高めるため、
身体の防御システムが働いているからです。

 

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低体温は、
生活習慣を見直すことで改善します。

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1℃上げることができれば、
免疫力は500~600%もアップするといわれています。

「平熱が低い」と感じている方は、
健康に暮らせる体温37℃に近づくよう、
努力してみましょう。

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いくつかその方法を紹介しておきます。

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強制的に37℃以上に体温を上げる

1日1回、
強制的に体温を上げて汗をかくことが、
低体温の改善につながります。

手っ取り早い方法は、
バスタブに肩までつかって汗をかくことです。

お風呂に入る女性

お湯の温度は、副交感神経が優位になる「41℃」が最適です。

 

42℃になると交感神経が優位になり、
興奮状態になって眠りにつきにくくなるので注意してください。

 

顔ヨガ・頭皮マッサージを行う

低体温だと血流が悪くなり、
頭部に血液が届きにくくなります。

血液は、
細胞に酸素や栄養を届け、
老廃物を回収する役目を担っています。

顔ヨガや頭皮マッサージを行って、
頭部の血流を促進しましょう。

また、
筋肉は血液を流すためのポンプの役割を果たしています。

顔ヨガは、
表情筋(=顔の筋肉)を鍛える運動ですから、
毎日続けることが大切です。

通勤時間や仕事の合間、
バスタイムなど、
いつでもどこでも顔ヨガを行いましょう。

また、
起きているときは頭が常に上にあるため、
血流が悪くなっています。

可能であれば、
お昼に頭が心臓と同じ高さになるよう、
少し横になることをおすすめします。

 

身体を冷やすものを摂取しない

冷たい飲み物・食べ物は身体を冷やし、
低体温の原凶となります。

身体が温まるものを積極的に摂取しましょう。

とくに、
近年人気のショウガは身体を温める代表的な食物です。

 

粉末のショウガ湯やショウガキャンディーなど、
手軽にショウガが摂取できる商品も登場していますので、
利用してみてもよいでしょう。

ケーキなどの甘いもの、
マンゴーなどの南国産フルーツは身体を冷やしますので、
摂取はほどほどにしましょう。

 

免疫力が上がる食物を摂る

リンゴやニンジンなどは、

免疫力をアヅプさせる食物ですので、

積極的に摂取したいもの。

合わせてストレスを解消する

ギャバを多く含むトマトもおすすめです。

 

筋力をアップする

血液を運ぶポンプの役目を果たす筋肉が衰えると、
血流が悪くなります。

 

「筋肉を鍛える」といっても

激しい筋力トレーニングをする必要はなく、
ストレッチやスクワットなど軽い運動でOKです。

腹筋や背筋を意識して正しい姿勢をキープしたり、
足を上げることを意識して階段を上がったりするだけでも

効果があります。

 

血流がよくなると、
筋肉から熱が発せられ、
体温が上がりやすくなるので、
毎日続けることが大切です。

 

 

女性の薄毛をもたらす原因の一つである低体温は

あなたの知らないうちにかかる

「現代病」かもしれません。

 

生活習慣を見直して、改善しましよう。

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